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2025/10/13

デートで伝える「褒め言葉」で、次の関係が決まる

デートで感じた「素敵だな」は、どう伝えるかで次の関係が変わります。
ただの印象で終わらせず、相手の内側を見て伝えると信頼と安心が生まれる。
婚活現場のリアルな事例を交えて、その違いをお伝えします。


「外側を褒める」と「内側を見ている」の違い

婚活の中で、多くの方が「いいなと思う理由」をうまく言語化できていません。
「優しい」「しっかりしている」「話しやすい」——どれも良い言葉ですが、表面的で終わりがちです。
相手から返ってくるのは、たいてい「ありがとう」で終わる会話。

でも、もしその奥にある価値観や在り方まで見て伝えられたら、
相手の心には「この人、ちゃんと自分を見てくれている」という安心感が生まれます。

たとえば——

  • 「忙しい中でも、周りへの気配りを忘れない姿が素敵ですね」
  • 「大変なことがあっても、自分の責任をまっすぐに果たそうとする姿勢が尊敬できます」

このように、“行動の裏にある想い”を言葉にすると、
「わかってくれて嬉しい」「この人と話すと安心する」という感情が自然と生まれるのです。


実際の面談での気づき

先日、40代の男性会員さんとの面談でこんなやり取りがありました。
1回目のデート後に「お相手のいいなと思うところは?」と聞くと、彼はこう答えました。

  • 「仕事を頑張っているのが素敵」
  • 「友人関係がしっかりしている」
  • 「ノリがいいところ」

どれもポジティブですが、女性が本当に嬉しいかは微妙なところです。

そこで「どんな話を聞いて頑張っていると感じたんですか?」と尋ねると、彼はこう答えました。

「長く同じ職場で働いているところとか、異動があっても続けているところですね。
あと、お客様から感謝の言葉をもらった話をしていて、やりがいを感じているのが伝わってきたんです。」


最初は「仕事を頑張っている」という“行動”を漠然といいなと思っていた彼ですが、
その奥にある「誠実に人と関わる姿勢」や「責任感の強さ」という“在り方”に、心が動いていたことに気づいたのです。


「ありがとう」で終わる褒め方と、「尊敬・感謝」に繋がる褒め方

褒め方には、大きく分けて2つのレベルがあります。

レベル伝え方相手の反応関係への影響
外側の行動を褒める「頑張ってますね」「優しいですね」「ありがとう」一時的な好印象
在り方・価値観を褒める「誠実に向き合う姿勢が素敵」「考え方が丁寧ですね」「わかってくれて嬉しい」「この人、信頼できる」心の距離が近づく

婚活では、この「わかってくれて嬉しい」という感情が、次のデートにつながる大きなきっかけになります。
“共感”よりも深いレベルでの“理解”や“尊敬”が生まれると、相手は「この人と一緒にいたら安心できる」と感じるのです。


婚活は「伝え方」を学ぶ場でもある

婚活中の方の多くは、最初は「いいな」「素敵」といった印象止まりの言葉しか出てきません。
それは自然なこと。普段、「なぜそう感じたのか」を深く考える習慣がないからです。

少しだけ時間をかけて掘り下げてみると、

  • 自分はどんな人に心を動かされるのか
  • どんな価値観に共感するのか

——そんな“感じ方の軸”が見えてきます。
婚活を通じて「相手を褒める練習」をすることは、単なるモテのテクニックではなく、人間関係を深める力を育てる時間でもあるのです。


結婚後にも生きる、“伝える力”

「相手の良いところを言葉にする力」は、交際初期だけでなく、結婚後の関係を支える土台にもなります。

長く一緒にいると、「感謝してるよ」「すごいね」といった言葉が形だけになってしまうこともあります。

でも——

  • 「忙しい中でも家族のことを気にかけてくれて、本当に助かってる」
  • 「結果よりも過程を大切にする姿が、あなたらしいなと思う」

こんな風に伝えられる関係は、安心感と尊敬が続く関係です。
“ちゃんと見てくれている”という信頼が、夫婦の絆を深めていきます。


まとめ

  • 💬 「外側を褒める」は、印象をよくする。
  • 💬 「内側を見て伝える」は、心を動かす。

婚活は、誰かに選ばれるための活動ではなく、
「自分がどう感じ、どう伝えたいか」を知るプロセスでもあります。

あなたの「いいな」は、ちゃんと伝わっていますか?
次のデートでは、相手の“行動の奥にある想い”を感じ取って、
その人らしさに気づいた言葉で伝えてみてください。

その一言が、きっと関係を一歩深めるきっかけになるはずです。

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