2025/11/23
「こんな人だと思わなかった」にならないための3つの見極めポイント！
はじめに＿「あの時の違和感」を思い出したことはありませんか？
結婚相談所で活動していると、再婚者の方に
「結婚前はとても優しかったのに、結婚した途端、別人のようになってしまった」
そんなご相談をいただくことがあります。
でも実は、、、
多くの場合、性格が「突然変わった」のではありません。
本当は、結婚前から小さなサインが出ている。
だけど、恋の高揚感や「嫌われたくない」気持ちが、そのサインを見えなくしてしまう。
そして結婚後、ようやく本来の姿があらわになった時に
「こんな人だと思わなかった…」
と後悔が押し寄せてくるのです。
このブログでは、
そんな後悔をしないために 結婚前に絶対見ておきたい「3つの見極めポイント」 を
実際の事例とともにお話ししていきます。
あなたが未来の結婚生活を「安心して送れるもの」にするための、
とても大切な視点です。
モテる男性ほど、女性の理想像を演じられる
頭のいい男性、恋愛経験の多い男性ほど「女性はこういう言動に弱い」ということを分かっています。
・優しい言葉
・完璧なエスコート
・女性ファーストの立ち振る舞い
・共感力が高いように見せる言動
これらを驚くほど自然に演じることができるため、私たちは「わぁ、こんなに大切にしてくれる人なんだ」と交際初期は心が舞い上がります。
その瞬間、脳内ではドーパミンが大量放出！その完璧さに気持ちが高まりすぎると…
本来は気にすべき小さな違和感を
「気のせいかな」
「こんな素敵な人なんだから、このくらい仕方ないよね」
と、無意識にスルーしてしまうのです。
さらに、「嫌われたくない」という思いが出てくると、自分の気持ちを言えなくなり、違和感をさらに見えなくしてしまいます。
小さな違和感は、放っておくと大きな問題になる
過去に、こんな相談がありました。
「結婚してから、夫が急に厳しくなって責められる日々が続き、最終的に離婚したんです。でも、結婚前は本当に優しかったんです。子どもの進学をきっかけに、教育に対する考え方に違いが出て、それで性格が変わってしまったんです」と話されていました。
しかし、詳しく聞くと、交際中からいくつかの「違和感」があったんです。
・自分以外の人（母親）に怒鳴ることがあった
・親族の集まりに「出なかったら恥ずかしいだろ」という圧力
・親戚から嫌味を言われたときは「我慢しろ」と言われた
・マリッジブルー中、記載済みの婚姻届を勝手に提出された
特に、婚姻届を勝手に提出された！というエピソードは、決定的な自己顕示欲の表れです。
しかし、彼女は「それ以外は本当に優しかったんです。気になるのは、それだけだったんです。」と何度も口にして、「その違和感をなかったこと」にしていたんです。
これらは結婚後に「変わった」のではなく、
もともとの価値観や支配性が、結婚後に表に出ただけ です。
見極めるべきは、「誰のための行動か」
優しくしてくれることは素晴らしいことです。
ですが重要なのは、その優しさが
「あなたのための行動」なのか
「自分の立場や世間体のために良い人を演じている」だけなのか
決定的なのは、モラハラ気質の男性は、自分の支配下でコントロールできる人を手に入れるために、その優しさや完璧さを武器に近づいてきます。
そのため、ここを見極められるかどうかで、結婚後の生活が大きく変わります。
結婚前に必ず確認したい3つのポイント
①彼がプランしないデートをしてみる
いつも完璧にプランしてくれる男性には、あえてこちらから行きたい場所を提案してみてください。
ときには、列に並んだり、少し不便な状況を一緒に経験してみることも大切。
人の本性は、「苦痛が伴う瞬間」に表れます。
②自分以外の人への態度をよく見る
店員さんや家族、友人への言動には、その人の本質が隠さず出ます。
あなたへの優しさだけで判断するのは危険。
他人に向けられる優しさは、いつか自分が対象になるかも知れないと捉えることが大切です。
③こちらの意見を伝えた時の反応を見る
・否定されないか
・言いくるめようとしてこないか
・あなたの価値観を尊重する姿勢があるか
ここには、その人の価値観が鮮明に出ます。
デートエスコートや気遣い上手なのは確かに大切だし、嬉しい気持ちにもなります。
でも、結婚生活は、価値観の擦り合わせが必須。
ちゃんと「擦り合わせられる相手」かどうかの方が、何十倍も重要です。
好きな時ほど、違和感を良い方向に解釈してしまう
恋の高揚感が続くうちは、
「たまたまかな」
「疲れてるだけだよね」
「私が気にしすぎかな」
と、つい自分に都合よく解釈してしまいます。
ですがその「良い方向への解釈」こそが、後々「結婚後に豹変した」と感じる原因になります。
結婚前こそ、事実と解釈を切り離してみる
恋が盛り上がるほど、現実と解釈の境界線が曖昧になります。
だからこそ、結婚前はあえて一歩引いて
・相手の言動という「事実」
・あなたがどう解釈したかという「感情」
この二つを分けて見ることが、未来を守るための大切なセルフケアに繋がります。
結婚は「キラキラ」よりも、「安心して暮らせるかどうか」
結婚生活で大切なのは、特別な毎日よりも安心して過ごせる毎日です。
そして、何か苦難が起きたときこそ
一緒に乗り越えられる相手かどうか が、幸せの基準になります。
結婚前の「良い時間」だけでなく、
「少し大変な時間」も一緒に経験してみる。
そこで見えてくるものこそ、
あなたの未来を安心して創れる相手かどうかを教えてくれます。
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